NVIDIA SHIELD tablet K1のレビュー
前置き
昨年末「NVIDIA SHIELD tablet K1」を購入したので、軽くレビューします。前モデルは利用していないので比較レビューではありません。
なお、この「NVIDIA SHIELD tablet K1」は「NVIDIA SHIELD tablet」の後継モデルですが、主な違いは次の通りです。
NVIDIA SHIELD tablet | NVIDIA SHIELD tablet K1 | |
---|---|---|
バッテリー発火問題 | リコール対象 | 解決済み |
充電時LED | あり | なし |
スタイラス | 付属。本体に収納可能 | 別売。本体に収納不可 |
充電用機器 |
ケーブルとアダプタが同梱 |
別売 |
バッテリー以外はコストカットの犠牲になったようです。ケーブル類は不要だと思いますが、スタイラスが別売りで、かつ収納できなくなったのは大きな変更点です。この変更によってスタイラスを取り出すと同時にアプリを起動する等の機能、設定も使えなくなったことになります。
ちなみに、充電時LEDはネットの情報によると無印版では存在していたようなので記載しました。
外装
背面がマットな手触りで、ゲーム以外の用途でも快適に使えます。指紋が着くと消えづらいのが欠点です。
↑無印の「NVIDIA SHIELD tablet」では左上あたりにスタイラスが収納できるようですが、「NVIDIA SHIELD tablet K1」では跡形もありません。
スペック
VaingloryというゲームをしながらMirrativというアプリで配信をしてみましたが、ほぼ問題なく動作しました。Twitchなど、その他の配信アプリでも問題なく動作しそうです。ただし配信時の画質は低いですね。
その他のゲームも特に問題なく動作しますが、カタログスペックの割には体感的にあまり速い気もしないので不思議です。 以前使っていたXPERIA Z Ultraと比べても大差ない感じです。
使用感
ゲームに特化したタブレットということと、単独でゲーム中に動画配信可能という点に魅力を感じて購入しましたが、その点については十分なタブレットです。ただそれ以外の点は語るべきことが少ないタブレットでもあるので、やはりゲーム関連に使うつもりでなければ、他のメジャーなタブレットを使うべきですね。
特に日本のメーカー製タブレットでは普通に搭載されているLEDやバイブが搭載されていないのは、普段使う上では重要な違いだと思います。
後は電源ボタンが押しにくいです。触った感触で音量ボタンと区別をつけづらく、押したかどうかもわからないので片手で押すことは難しいです。普段使っていて一番不便に感じる点です。
購入方法、価格
「NVIDIA SHIELD tablet K1」は日本では取り扱っておらず、外国のアマゾン等に頼ることになります。私がアメリカのAmazon.comで2015年12月8日に注文した際は、次のような価格でした。
- 本体価格:約25,700円
- 送料:約1,000円
- 関税等:約2,100円
トータルで29,000円くらいですね。
配送方法が「AmazonGlobal Standard Shipping」で9日くらいで届きました。
日本のアマゾンにもありますが、輸入品とのことで、直接購入するよりも割高になっていることが多いようです。