運動会のために購入したHDR-CX675をレビュー
保育園に通う娘の運動会が先日あったのでビデオカメラ「HDR-CX675」を購入しました。これまではデジタル一眼の「NEX-5R」を使ってましたが、運動会で使うには標準の電動ズームレンズでは力不足だったので、望遠ズームレンズを買うか迷った挙句、ビデオカメラを購入することにしました。
ビデオカメラも色んなメーカーから様々な機種が販売されてますが、まず手ブレ補正の強力さが一番のポイントだったので、ソニーに限定して検討しました。
その中で現在お値打ちな「HDR-CX675」を購入することにしました。
良いところ
- 手ブレ補正が強力
- 撮影者の声を抑える機能(マイボイスキャンセリング)
- USBケーブル内蔵
1.手ブレ補正が強力
冒頭でも触れましたが、手ブレ補正が強力です。
レンズが宙に浮いているような形になっているので、小刻みに本体を揺らしてもレンズはほぼ揺れません。運動会で撮った映像をみてもほぼ揺れてなくて気持ち悪くなりません。急にカメラの向きを変えてもブレが少なかったです。
反面、少なからず慣性が働くので、向きを変えた後に一瞬思っていた位置とズレることがあるので少し慣れが必要です。
2.撮影者の声を抑える機能(マイボイスキャンセリング)
撮影中に撮影者が普通に話したり応援したりすると、ビデオカメラに近いため、どうしても声が大きく録れてしまいますが、このマイボイスキャンセリング機能をオンにしておくと、いい感じに近くの音声を小さくしてくれます。
後々見返したときに「お父さんの声で集中できない」と言われるのが辛い場合は試す価値があります。
3.USBケーブル内蔵
すごく地味なポイントですが、ビデオカメラにUSBケーブルが直付してあります。そのため、PCに接続する際や充電する際にケーブルを探さずにすぐに接続することができます。
ホントに地味ですが、データを移動するためだけにUSBケーブルを探すのも面倒なので、ここは個人的にはとても気に入っているポイントです。
悪いところ
動画や写真を撮影するとき以外の操作性が悪いです。
タッチパネルの反応がスマホ等の触ったら反応するわけではなく、ニンテンドーDSのように少し押しこむ必要があります。ディスプレイ部は薄いので、この少し押しこむという操作をすると反発が少なく、押しにくいです。
また、動画や写真を見返すときに、すべてタッチパネルの操作になるので、次の動画にいきたいときにもタッチする必要があります。ズームレバーに割り当てておけば反応の悪いタッチパネルで操作しなくてもよいのに、と思いながら使っています。
他のメーカーも似たり寄ったりですが、メニューの構成がわかりにくいこともあり、全体的に操作性が悪いです。
総評
正直レンタルでも良いかなと思いましたが、これから先、少なくとも5年は使うのであれば買ったほうが良いと思って購入しました。
少し重たい(約300g)のと、操作性が悪いなどの欠点はありますが、それを全く気にさせないほど手ブレ補正が強力です。
必ず三脚を使って撮影するのであればこのソニーでなくても良いですが、三脚を使わずに撮影する機会が多いのであればソニーの手ブレ補正以外ありえないと個人的には思っています。そんな中でこの機種は金額的にも手頃なので、良い買い物をしたと思っています。
最後に
ちなみにこの「HDR-CX675」とほぼ同じ性能でプロジェクターを内蔵した「HDR-PJ675」というモデルもあります。
撮り終わって家に帰ってきたときに、どんな調子で撮れたかすぐに確認するには、プロジェクターがあると確かに便利だろうなと思います。
実際、子どもと動画を見返すときに、小さい画面だと見づらかったので、予算に少し余裕があればプロジェクター付きのほうが良さそうです。あくまでおまけ程度の性能だと思いますが。